拡大するドンキホーテホールディングス
アメリカの大手スーパーマーケットチェーンが、日本の大手スーパーマーケットを売却するという方針を示しました。ドンキホーテホールディングスの大原孝治社長は2018年の8月13日に、この日本の大手スーパーマーケットに対して売却されることになるのであれば魅力的で興味があるという内容のことを語り、条件によっては買収することを検討することを明らかにしたのです。同じ日である2018年の8月13日にドンキホーテホールディングスは、決算説明会を東京都内で開催して記者会見を行いましたが、そこで大原孝治氏は現在ではなかなか入手することが出来ない立地の店舗がたくさんあるので売却されるのであれば、細かく物件を精査したいという意欲があることを示しました。ちなみにドンキホーテホールディングスは新しく店舗を出店するときに撤退した店舗を居抜きで、もう1度活用するノウハウを積み上げています。そして大原孝治氏は東京都の渋谷区にオープンしていた、かつての渋谷店だった土地の跡地などを使って再開発し地下1階地上28階の高さ120mの超高層ビルを建設するプランも発表しました。超高層ビルには店舗だけではなくホテルや事務所などが入居することが予定されていて、2022年に完成することを目指しています。今後は40店舗を出店する予定となっていて、その中には大手スーパーマーケットと一緒に手がける20店の共同店舗が含まれているのです。2018年の6月期の連結決算では29期に亘って連続しての増収、営業増益となりました。